知りたい!家庭医学の基礎知識

第34回 知りたい!家庭医学の基礎知識 「真菌(カビ)と病気」 皮膚科専門医に皮膚の悩みを相談しませんか?

第34回 知りたい!家庭医学の基礎知識

 

ラッフルズメディカルには複数の専門医がおります。前回に引き続き、人気の高い皮膚科専門医の医療コラムを掲載します。

 

皮膚科専門医に受診を希望される方は、日本語サービス代表連絡先(6197-2355)までお問い合わせ下さい。

各種保険でのご受診が可能です。通訳をご希望される場合もご相談下さい。

 

皮膚科「真菌(カビ)と病気」

 

菌類は私たちの世界のいたる所に存在します。暖かく湿った環境に成長し広がります。私たちの体にも同じことが起こります。
真菌感染症(カビによる感染症)は非常に一般的な感染症であり割合軽度な疾患です。皮膚の真菌感染は、真菌に既に感染しているヒトや動物、または真菌が付着している物に接触した結果生じる可能性があります。
症状は往々にして生命を脅かすことはありませんが、人のクオリティ・オブ・ライフを低下させますし、場合によっては他の人にうつすこともあります。また、重病者や免疫力が低下している人の場合、深刻な病気を引き起こすこともあります。

 

発疹が2週間以上続く場合は、医師の診察を仰ぐことをお勧めします。自己判断で間違った薬剤を投与したために、症状が悪化したり診察する医師の症状見極めを更に難しくすることがあります。治療に使われた軟膏やクリームが原因で、本来の発疹所見の特徴がわかりづらくなったりするためです。


多くの場合、診断はあなたの既往歴や諸処の検査結果を基に医師によって確立されます。真菌の診断確定には、感染領域から採取された皮膚組織の一部を顕微鏡で調べたり培養検査を行なったりします。

 

真菌感染症は、治療になかなか手こずることが多く、また、皮膚の色素脱失や爪変形、部分脱毛などの永久的な合併症を残すこともあります。真菌の胞子は長期間生存することができるため、症状が再発したり、治療が長期に渡る可能性があります。

 

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<医師の紹介>

医師 チャールズ プーン (Dr. Charles Poon)

DrCharlesPoon

 

シンガポール国立大学医学部卒業

シンガポール国立大学大学院医学部皮膚科課程修了

シンガポールで美容皮膚科クリニックを設立・運営

その後、ベトナムで在留外国人の診療に携わる。

2010年6月よりラッフルズメディカル上海院長に就任

皮膚疾患のみならず各科症状・疾患を幅広く診療。

*診療言語:英語、中国語